あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
「富間さんは、うちのお店に来たことがあるんですか?」
「は、はい!何度も。とても大好きで、お店に行くと全部欲しくなっちゃって・・・家には葉の形をしたトレーにいつも大切な物を置いていますし、髪留めも使ってます。それに・・・あっ、すみません・・・ひとりで盛り上がっちゃって・・・」
「ううん、凄く嬉しいです。最近まで、あまりお店に顔を出していなかったから、こんなにもうちの商品を気に入ってくれている富間さんが、店に来てくれていたのを知らなくて・・・」
「いえ、私も最近は少し忙しくて行けてなかったですから・・・」
実はいつも他のお客さんに紛れたり、新河が近くに来ると反対側に行ったりと、恥ずかしくて避けていたのだった。声を掛けられた時もあったが、恥ずかしくて目を合わせずにいた。
「また今度来て下さいね!その時は商品の説明をしますから、声を掛けてください」
「はい、宜しくお願いします!」
2人が仲良くしている様子を店の奥でニヤニヤして見ている瑞穂に、
「瑞穂・・・何だか悪い顔してるぞ?」
瑠宇斗が目を細めて瑞穂を見ながら横を通り過ぎて店に出ようとした。
「ちょ、ちょっとだけ待って下さい!」
瑞穂は声を殺して瑠宇斗を止めた。
「何だ?」
「今、いいところですから」
「・・・そのニヤけた顔つき・・・何を企んでる?」
「た、企んでません!ただ、少しだけ裕実さんにチャンスをあげたいんです」
「チャンス・・・もしかして、裕実さんは新河さんのことを?」
「そうです、好きなんだそうです」
「・・・そうか」
「告白したら、付き合っちゃうかもしれませんね?」
「そんなに・・・簡単じゃない・・・」
「どうしてですか?」
「・・・さぁ、行くぞ。新河さんに挨拶しないと」
「あっ!・・・行っちゃった・・・もぉー、瑠宇斗さんはそういう所、鈍感なんだから!」
瑠宇斗の言葉の意味を知るはずもない瑞穂は、頬を膨らませて3人の所に駆け寄った。
「は、はい!何度も。とても大好きで、お店に行くと全部欲しくなっちゃって・・・家には葉の形をしたトレーにいつも大切な物を置いていますし、髪留めも使ってます。それに・・・あっ、すみません・・・ひとりで盛り上がっちゃって・・・」
「ううん、凄く嬉しいです。最近まで、あまりお店に顔を出していなかったから、こんなにもうちの商品を気に入ってくれている富間さんが、店に来てくれていたのを知らなくて・・・」
「いえ、私も最近は少し忙しくて行けてなかったですから・・・」
実はいつも他のお客さんに紛れたり、新河が近くに来ると反対側に行ったりと、恥ずかしくて避けていたのだった。声を掛けられた時もあったが、恥ずかしくて目を合わせずにいた。
「また今度来て下さいね!その時は商品の説明をしますから、声を掛けてください」
「はい、宜しくお願いします!」
2人が仲良くしている様子を店の奥でニヤニヤして見ている瑞穂に、
「瑞穂・・・何だか悪い顔してるぞ?」
瑠宇斗が目を細めて瑞穂を見ながら横を通り過ぎて店に出ようとした。
「ちょ、ちょっとだけ待って下さい!」
瑞穂は声を殺して瑠宇斗を止めた。
「何だ?」
「今、いいところですから」
「・・・そのニヤけた顔つき・・・何を企んでる?」
「た、企んでません!ただ、少しだけ裕実さんにチャンスをあげたいんです」
「チャンス・・・もしかして、裕実さんは新河さんのことを?」
「そうです、好きなんだそうです」
「・・・そうか」
「告白したら、付き合っちゃうかもしれませんね?」
「そんなに・・・簡単じゃない・・・」
「どうしてですか?」
「・・・さぁ、行くぞ。新河さんに挨拶しないと」
「あっ!・・・行っちゃった・・・もぉー、瑠宇斗さんはそういう所、鈍感なんだから!」
瑠宇斗の言葉の意味を知るはずもない瑞穂は、頬を膨らませて3人の所に駆け寄った。