あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
「ただいまー!あれっ?登喜ばぁ?!」
「2階よー!」
「どうしたの?2人揃って・・・」
「瑠宇斗君ね、今日で最後なの・・・」
「えっ・・・今日・・・そんな急に・・・」
「昨日決まったことなんだ」
「そう・・・ですか・・・仕方ないですよね、1年前から聞いていたことですから」
「今日1日、頼むよ」
「はい、楽しく過ごしましょう!」
瑞穂は今にも大声で泣きたいのを我慢して、頑張るポーズをした。
「ありがとう、瑞穂」
頭を撫でて瑠宇斗が1階に行くと、登喜代が瑞穂に近づいて来た。
「瑞穂、えらいね。さぁ、瑠宇斗君を笑顔で見送ろうね」
「うん・・・」
瑞穂は鼻の奥がツーンとしてきて、泣かないように大きく何度も深呼吸をし、作り笑顔で涙を耐え、いつもと変わりなく、1日勤めた。
そして、店が終り、瑠宇斗が帰る時が来た。
「登喜代さん、1年間、こんな俺を受け入れてくれて、ありがとうございました」
「お疲れ様、瑠宇斗君。またいつか会いましょう・・・」
「・・・はい。瑞穂もありがとう。瑞穂と出会って、俺は幸せだったよ」
「私も・・・あり・・・」
瑞穂が言葉に詰まると、瑠宇斗は静かに抱きしめた。
「この1年、瑞穂のおかげで楽しかった」
そう言って、背中をポンポンとすると体を離した。
「瑞穂、瑠宇斗君をお見送りしなさい」
瑠宇斗は登喜代に頭を下げ、瑞穂と店を出た。
「瑞穂・・・もう泣くな」
「分かってます。笑顔でさよならを言わないといけないって、分かってるけど・・・」
瑠宇斗が瑞穂の頬に手を当てると、その手の上に瑞穂は手を重ねた。
この大きな手を・・・いつも守ってくれた手を・・・優しい温もりを忘れないように・・・
「また、いつか会えますか?・・・」
瑠宇斗は悲しそうな笑顔で瑞穂を見つめたあと、抱きしめた。
「もう行くよ・・・ありがとう」
体を離し、瑞穂の頬に伝う涙を優しく拭うと、瑠宇斗は背を向けて歩き出した。
「2階よー!」
「どうしたの?2人揃って・・・」
「瑠宇斗君ね、今日で最後なの・・・」
「えっ・・・今日・・・そんな急に・・・」
「昨日決まったことなんだ」
「そう・・・ですか・・・仕方ないですよね、1年前から聞いていたことですから」
「今日1日、頼むよ」
「はい、楽しく過ごしましょう!」
瑞穂は今にも大声で泣きたいのを我慢して、頑張るポーズをした。
「ありがとう、瑞穂」
頭を撫でて瑠宇斗が1階に行くと、登喜代が瑞穂に近づいて来た。
「瑞穂、えらいね。さぁ、瑠宇斗君を笑顔で見送ろうね」
「うん・・・」
瑞穂は鼻の奥がツーンとしてきて、泣かないように大きく何度も深呼吸をし、作り笑顔で涙を耐え、いつもと変わりなく、1日勤めた。
そして、店が終り、瑠宇斗が帰る時が来た。
「登喜代さん、1年間、こんな俺を受け入れてくれて、ありがとうございました」
「お疲れ様、瑠宇斗君。またいつか会いましょう・・・」
「・・・はい。瑞穂もありがとう。瑞穂と出会って、俺は幸せだったよ」
「私も・・・あり・・・」
瑞穂が言葉に詰まると、瑠宇斗は静かに抱きしめた。
「この1年、瑞穂のおかげで楽しかった」
そう言って、背中をポンポンとすると体を離した。
「瑞穂、瑠宇斗君をお見送りしなさい」
瑠宇斗は登喜代に頭を下げ、瑞穂と店を出た。
「瑞穂・・・もう泣くな」
「分かってます。笑顔でさよならを言わないといけないって、分かってるけど・・・」
瑠宇斗が瑞穂の頬に手を当てると、その手の上に瑞穂は手を重ねた。
この大きな手を・・・いつも守ってくれた手を・・・優しい温もりを忘れないように・・・
「また、いつか会えますか?・・・」
瑠宇斗は悲しそうな笑顔で瑞穂を見つめたあと、抱きしめた。
「もう行くよ・・・ありがとう」
体を離し、瑞穂の頬に伝う涙を優しく拭うと、瑠宇斗は背を向けて歩き出した。