空虚な4分前に最恐な光を〜それが、運命だから〜
6.お断り
「…んで、とりあえず、名前は?」
さっき説教されたはずなのにめっちゃ元気だな...。
ニコニコ顔で私に迫ってくる朱雀憂。
圧が凄いねー?
「ええっと、阿月ヨルです...。」
「…………あっ!阿月アサ!あれと同じだ!顔!」
…いろいろ突っ込みたいところだけど。
「人をあれ呼ばわりするな、アホ!」
そんなに怒ったらストレス溜まって寿命短くなるよ、菅原悠馬。
加夜は今にも怒りそうな顔。
一応、殺気は抑えて感情は押し殺してるみたいだけどその、睨んでるのは気づかれるんじゃない?
それで殺気ちょっと漏れてるよ。
…あれ、私ツッコミ役になってる?
「あ、あ……、あつき………?なんだっけ。あ、阿月ヨルか。」
人の名前はすぐ覚えられるよね、朱雀憂?
「阿月ヨルってさ、強い?」
「………え?」
まぬけな声を出す。
星龍って人数が多すぎるからなんか裏の手口使ってんのかな...。って思って、暇な時にハッキングしてみたら、新しく見つけた人を片っ端から声かけてるらしい。
主に朱雀憂。
「い、いやぁ。強くはないかな...。」
「ふぅん。スポーツとか格闘技とかやってる?」
「ううん。やってない。」
「…そっか。じゃあ、星龍には興味ある?」
マジかよ。直接お誘いか...。