ポンコツ御曹司の初恋は…
ランチから戻ってくるやいなや櫻木さんがやってきた。
「瀬戸さん、司さんとはどういう関係ですか?」
どういう関係と言われても…。
「ご存知かどうか分かりませんけど、私、司さんの婚約者なんです」
聞いたよー。
でももう断ったし、司さんは納得してないみたいだけど。
いや、納得とかそういう問題じゃない。
もともと愛人なんか受け入れてないんだし。
そうだ! はっきり言ってやる。
「私、…」
言い掛けたら薫が割り込んで言ってきた。
「同期でランチに行ったらダメなの? あなたに言われることはないと思うんだけど。もし、ランチも異性と行くのがいやなら直接本人に言えば良いでしょ。それに私たちの方があの店先に行ってたんだけど!」
迫力ある薫の言葉に櫻木さんは黙ってしまった。
さあ昼からの仕事、ちゃんと出来るんだろうか。
昼一で堅太郎がやってきた。
いつもなら私たちが営業に行くことが多いのに。
「五月…、瀬戸さん、ちょっと良いかな?」
美玖ちゃんの一件以来、久しぶりに声を聞いた。
「ちょっと出れる?」
ここでは話せないのか、給湯室に移動した。
「色々ごめん。結婚は失くなった。あと、部長に誘われて福岡に転勤願いを出したんだ。来月にでも行くと思う。1からやり直して、また本社に戻ってくる。五月には待ってて欲しいなんて言えるわけないけど、とにかく伝えたくて。今までありがとう」
色々あったけど、仕事は真面目にやってるし、上司からの信頼もある。
きっと大丈夫だよ。
「頑張ってね」
心から応援することが出来た。
「瀬戸さん、司さんとはどういう関係ですか?」
どういう関係と言われても…。
「ご存知かどうか分かりませんけど、私、司さんの婚約者なんです」
聞いたよー。
でももう断ったし、司さんは納得してないみたいだけど。
いや、納得とかそういう問題じゃない。
もともと愛人なんか受け入れてないんだし。
そうだ! はっきり言ってやる。
「私、…」
言い掛けたら薫が割り込んで言ってきた。
「同期でランチに行ったらダメなの? あなたに言われることはないと思うんだけど。もし、ランチも異性と行くのがいやなら直接本人に言えば良いでしょ。それに私たちの方があの店先に行ってたんだけど!」
迫力ある薫の言葉に櫻木さんは黙ってしまった。
さあ昼からの仕事、ちゃんと出来るんだろうか。
昼一で堅太郎がやってきた。
いつもなら私たちが営業に行くことが多いのに。
「五月…、瀬戸さん、ちょっと良いかな?」
美玖ちゃんの一件以来、久しぶりに声を聞いた。
「ちょっと出れる?」
ここでは話せないのか、給湯室に移動した。
「色々ごめん。結婚は失くなった。あと、部長に誘われて福岡に転勤願いを出したんだ。来月にでも行くと思う。1からやり直して、また本社に戻ってくる。五月には待ってて欲しいなんて言えるわけないけど、とにかく伝えたくて。今までありがとう」
色々あったけど、仕事は真面目にやってるし、上司からの信頼もある。
きっと大丈夫だよ。
「頑張ってね」
心から応援することが出来た。