ポンコツ御曹司の初恋は…
五月を誘いに行くと華がいるから直接捕まえにいくことは出来ない。
騒ぎ立てて付いてこられたら困るから、メッセージを送った。
『昼休み、この前の定食屋で待ってる』
この場合、俊輔も誘うべきか?
でもその時、二人がお互いの気持ちに気付いたら…。
ただ二人だけなら、悔しいけど五月に断られそうな気がする。
『了解しました』
迷っているうちに事務的な返信が届いた。
事務的でも良い。
とりあえず二人出会うことが出来るのなら。
12時、時報と同時に部屋を出た。
爺さんと俊輔を置いて。
良かった、一人できてくれて。
「当たり前でしょ。誰にも聞かれなくないでしょ、こんな話…」
その後、何か言ってるようだけどぼそぼそと聞き取れなかった。
席に着くなり誤解を解いた。
「華は婚約者じゃない。ただの幼なじみでもない。完全に忘れていた知り合いだ」
少し驚いているようだったけど納得してくれた。
でも、まるで他人事のような感じで聞いている。
「爺さんが勘違いして、俺が好きなんだと勘違いして、引き合わせたようだけど、もう誤解は解いた。もともと婚約なんてしてないし、俺が好きなのは、さっちゃん、君だけなんだ」
相づちは打ってくれているが、普通に定食を食べている。
そして彼女は寂しそうに、
「それでも、やっぱり私はお付き合いできません」
騒ぎ立てて付いてこられたら困るから、メッセージを送った。
『昼休み、この前の定食屋で待ってる』
この場合、俊輔も誘うべきか?
でもその時、二人がお互いの気持ちに気付いたら…。
ただ二人だけなら、悔しいけど五月に断られそうな気がする。
『了解しました』
迷っているうちに事務的な返信が届いた。
事務的でも良い。
とりあえず二人出会うことが出来るのなら。
12時、時報と同時に部屋を出た。
爺さんと俊輔を置いて。
良かった、一人できてくれて。
「当たり前でしょ。誰にも聞かれなくないでしょ、こんな話…」
その後、何か言ってるようだけどぼそぼそと聞き取れなかった。
席に着くなり誤解を解いた。
「華は婚約者じゃない。ただの幼なじみでもない。完全に忘れていた知り合いだ」
少し驚いているようだったけど納得してくれた。
でも、まるで他人事のような感じで聞いている。
「爺さんが勘違いして、俺が好きなんだと勘違いして、引き合わせたようだけど、もう誤解は解いた。もともと婚約なんてしてないし、俺が好きなのは、さっちゃん、君だけなんだ」
相づちは打ってくれているが、普通に定食を食べている。
そして彼女は寂しそうに、
「それでも、やっぱり私はお付き合いできません」


