【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
「良いよ。皆それぞれタイプが違って、素敵だから、踊れるの今から楽しみだな。エディなんか絶対踊っている間中笑かしてくるよ。私ちゃんと踊れるかな」

 戯けてそう言ったアリスに、やっぱり複雑そうにゴトフリーは言った。

「ありがとう……皆楽しみにしているから、そう言ってくれると嬉しい」

 その話をアリスに受けて欲しかったのか、断って欲しかったのか、自分でもわからない状態みたいだ。彼の心の中は覗けないからどんな状態かわからないけれど、いろんなものが戦っているのかもしれない。話を変えようとアリスは高い鼻をつついた。

「……ゴトフリー、舞踏会の時は竜騎士の正騎士服着るの? あれすごく素敵だよね。早く着てる姿見たいな。あ! いけない。私もドレス買わなきゃ。何色にしようかな。ゴトフリーは何色が好き?」

 話している内に気分の高揚してきたアリスを見て目を細めると、体に腕を回してぎゅっと抱きしめた。

「アリスは何色でも似合うと思うけど、ドレスやアクセサリーは俺が全部用意するから大丈夫だよ」

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