【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
「んー、それは気にしなくて良いよ。心の中でアレックに伝えたから、他の竜に伝わってその竜が今勤務中の自分の竜騎士に伝えてくれたんだよ。さっき団長からの了承の連絡も聞いたから、問題ないよ」

 彼はもちろん竜騎士だから、自分の竜が居るのはわかっている。でも、その竜と離れていても話せることはアリスは今まで知らなかった。

「離れていても、アレックと心で会話できるの? 竜騎士ってすごいね」

「そうだよ。竜と竜騎士は契約したら心が繋がるからね。俺のアレックはおっとりしてるけど、おしゃべりの竜が相棒だと大変らしいよ」

 おしゃべりな竜。その言葉の響きが可愛くて思わず笑ってしまう。

「ふふっ、かわいいね。あのね、前にアレックの名前を思い浮かべてゴトフリーに伝えてって言えば良いって言っていたでしょう? もしかして私の思っていることもアレックに伝わるってこと?」

「そうだよ。俺の大事な恋人だから呼びかけには応えてくれると思う……それにアレックはアリスのこと、すごく気に入ってるよ」

「そうなの? 嬉しいな。じゃあね、今からアレックに呼びかけたらゴトフリーに伝わるのかな……やってみて良い?」

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