【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
「本屋で同じ本に手を伸ばすとか? ……普通に考えてある訳ないだろ。それにそういうチャンスを作ろうと後をつけたりするなよ。お前は好きになると周りが見えなくなるからな」
友人のその忠告になんとも言えぬ顔で頷いたゴトフリーは、進展の見えない淡い恋を思うと我慢できずに大きなため息をついた。
◇◆◇
その夜は珍しく勤番の交替の時期で休みの合った同期の五人で飲みに行くことになった。
もう一人居る同期のリカルドは最近出来た恋人に夢中で、誘っても来なかった。
それを羨ましく思いながらも、どうにも納得がいかない。リカルドはなんでも上手くやる。この自分と何が違うんだろうか。
食通のエディがおすすめしてくれた美味しい店で食事を済ませて、そろそろ飲み屋へ行こうとなった時に、ブレンダンがたまには立ち飲みも楽しそうだと言い出してその辺にあった飲み屋へと入った。
「……おい、あの子お前が気になってた経費担当の子じゃない?」
店に入って間もなく小声で聞いてきたナイジェルに本当だ、とゴトフリーは目を見開いた。
友人のその忠告になんとも言えぬ顔で頷いたゴトフリーは、進展の見えない淡い恋を思うと我慢できずに大きなため息をついた。
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その夜は珍しく勤番の交替の時期で休みの合った同期の五人で飲みに行くことになった。
もう一人居る同期のリカルドは最近出来た恋人に夢中で、誘っても来なかった。
それを羨ましく思いながらも、どうにも納得がいかない。リカルドはなんでも上手くやる。この自分と何が違うんだろうか。
食通のエディがおすすめしてくれた美味しい店で食事を済ませて、そろそろ飲み屋へ行こうとなった時に、ブレンダンがたまには立ち飲みも楽しそうだと言い出してその辺にあった飲み屋へと入った。
「……おい、あの子お前が気になってた経費担当の子じゃない?」
店に入って間もなく小声で聞いてきたナイジェルに本当だ、とゴトフリーは目を見開いた。