【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
髪を解いているし、トレードマークの大きな眼鏡もないが、あの屈託ない笑顔は彼女で間違いない。
初めて見た素顔はとんでもなく可愛かった。背中に流れるさらさらの黒い髪の毛が揺れる度になんだかドキドキしてしまう。
人生で初めての恋をした少年のように駆け足になる鼓動で胸が痛かった。
急に黙り込んだゴトフリーを呆れた表情で見てナイジェルは言った。
「これ、まさにお前が言ってた偶然の出会いじゃないか。ちょっと俺がチャンス作ってやるから話しかけてみろよ」
なんと言って話しかけたら良いのだろうか、頭の中でぐるぐる回るが、好意を持たれる話題が全く思いつかない。
竜騎士団でも賑やかし担当のナイジェルとエディは二人して彼女を笑わせっぱなしだ。
笑い上戸なのか、たまに笑いすぎて苦しそうになる時もあるのが可愛かった。女官の親友はかなり冷静なようで、笑顔で彼女の杯を取り上げた。
(またいつものやつだ)
ゴトフリーは酒を傾けながら面白くない気持ちで、会話が進んでいくのを聞いていた。
初めて見た素顔はとんでもなく可愛かった。背中に流れるさらさらの黒い髪の毛が揺れる度になんだかドキドキしてしまう。
人生で初めての恋をした少年のように駆け足になる鼓動で胸が痛かった。
急に黙り込んだゴトフリーを呆れた表情で見てナイジェルは言った。
「これ、まさにお前が言ってた偶然の出会いじゃないか。ちょっと俺がチャンス作ってやるから話しかけてみろよ」
なんと言って話しかけたら良いのだろうか、頭の中でぐるぐる回るが、好意を持たれる話題が全く思いつかない。
竜騎士団でも賑やかし担当のナイジェルとエディは二人して彼女を笑わせっぱなしだ。
笑い上戸なのか、たまに笑いすぎて苦しそうになる時もあるのが可愛かった。女官の親友はかなり冷静なようで、笑顔で彼女の杯を取り上げた。
(またいつものやつだ)
ゴトフリーは酒を傾けながら面白くない気持ちで、会話が進んでいくのを聞いていた。