【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
08 話の流れ
「え、えっとね。ゴトフリーのね。文字ってすごく綺麗だよね」
食後、二人とも美味しい料理にお腹がいっぱいになって、まったりとした空気の中アリスはなけなしの勇気を出してその言葉を言った。
(この流れでゴトフリーの事、気になってたって言えたら……!)
「あー、幼い頃に勉強を見てくれていた祖父がさ。めちゃくちゃ厳しくてね。良く課題を書き直しさせられて、必要に迫られて丁寧に書くようになった。そっか……アリスは俺の書いた書類いつも見てるもんな」
ゴトフリーは広げていた弁当を片付けて、何もなくなった敷布の上にごろんと体を横たえていた。顔を上げて肘をついたまま、座っていたアリスを見上げる。
「う、うん」
(ここから、ここからが大事……話の流れもあるから早く言わなきゃ)
こんな事を話すことの出来るチャンスなんてそうそうない。仕事場でするような内容でもないから、アリスはどうしても今日伝えたかった。
食後、二人とも美味しい料理にお腹がいっぱいになって、まったりとした空気の中アリスはなけなしの勇気を出してその言葉を言った。
(この流れでゴトフリーの事、気になってたって言えたら……!)
「あー、幼い頃に勉強を見てくれていた祖父がさ。めちゃくちゃ厳しくてね。良く課題を書き直しさせられて、必要に迫られて丁寧に書くようになった。そっか……アリスは俺の書いた書類いつも見てるもんな」
ゴトフリーは広げていた弁当を片付けて、何もなくなった敷布の上にごろんと体を横たえていた。顔を上げて肘をついたまま、座っていたアリスを見上げる。
「う、うん」
(ここから、ここからが大事……話の流れもあるから早く言わなきゃ)
こんな事を話すことの出来るチャンスなんてそうそうない。仕事場でするような内容でもないから、アリスはどうしても今日伝えたかった。