【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
 それから体をゆっくり起こそうとしたゴトフリーの顔が遠ざかってしまうのが、なぜかすごく嫌で、ふわふわした起きたての思考の中、衝動的に彼の唇に自分の唇を重ねた。

 ゴトフリーは驚いたのかしばらく動きを止めると、自分の隣で横になっているアリスの背中に手を回して、ゆっくりと自分の体の上に抱き上げた。

 くっついたままの唇を離したくなくて、彼の首裏に手をかけると、アリスはぺろりとちいさな舌を出して彼の唇を舐めた。その拙い誘惑に誘われるようにゴトフリーはゆっくりと口を開くと、アリスの舌をするりと吸い込んだ。

 久しぶりに味わう彼の味をもっともっととねだるようにアリスは舌を絡ませた。二人はしばらく深いキスに没頭した。

 彼のその大きな手が自分の胸を服の上から優しい加減で、揉み始めるのをアリスはぼうっとした意識の中で感じていた。

 キスをそのまま続けながら、ゆっくりとゴトフリーは上半身を起こすと唇を離さないままに、自分の膝の上にアリスを横座りにさせた。

「アリス、かわいい」

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