【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
「あのね、年度末だから、年に一回だけこの時期だけはすごく忙しくなるの。泊まり込み作業とかも増えるし、休日返上だから、その、ゴトフリーにもあんまり会えないと思う」
自分が言い出した癖にと、落ち込みつつ話したアリスにゴトフリーはぽんぽんと頭を叩いて微笑んだ。
「仕方ないよ、仕事だもんな……俺ちゃんと我慢出来るから、また落ち着いたらアレックと一緒に遊びに行こう?」
素敵な騎士に跪かれているから、何だか自分が物語の中のお姫様になれた気もして、頷きながら自然に笑みがこぼれた。
◇◆◇
私生活で何があろうが、年度末に向けての仕事の日程は待ってはくれない。
仕事をしていたら、無心になれるのもある意味有難かった。年度末の前だけは特別に提出書類の期日が早いから窓口業務は一旦閉めて休業だ。そのためいつも書類を提出するという仕事を理由に会っていたゴトフリーに会うこともない。
机に積まれた山のような書類に埋もれて、アリスの日々は忙殺されていた。
自分が言い出した癖にと、落ち込みつつ話したアリスにゴトフリーはぽんぽんと頭を叩いて微笑んだ。
「仕方ないよ、仕事だもんな……俺ちゃんと我慢出来るから、また落ち着いたらアレックと一緒に遊びに行こう?」
素敵な騎士に跪かれているから、何だか自分が物語の中のお姫様になれた気もして、頷きながら自然に笑みがこぼれた。
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私生活で何があろうが、年度末に向けての仕事の日程は待ってはくれない。
仕事をしていたら、無心になれるのもある意味有難かった。年度末の前だけは特別に提出書類の期日が早いから窓口業務は一旦閉めて休業だ。そのためいつも書類を提出するという仕事を理由に会っていたゴトフリーに会うこともない。
机に積まれた山のような書類に埋もれて、アリスの日々は忙殺されていた。