【書籍化】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【コミカライズシーモア先行連載中】
とにかく、決められた期日前までに仕上げる書類が多すぎて、その日も作業は深夜におよんだ。アリスはある程度の目処がついてから、下着やある程度の身の回りのものが入っている泊まりの荷物を持って仮眠室へと向かった。
(はー、大浴場でお風呂入るのはたまになら楽しいけど、毎日だと飽きちゃう。それに備え付けの石鹸あんまり質が良くないんだよね)
城の中にある年中無休で開放されている大浴場で体を伸ばしてのんびり出来るのは良いのだが、今回アリスはお気に入りの石鹸を持ってくるのを忘れてしまっていて、いまいちその黒い直毛のまとまりが悪かった。
(まぁ、当分の間はゴトフリーに会える訳じゃないし……)
本当に多忙すぎて自分の見た目など気にしていられる状況でもない。でもだからこそ、好きな人に会いたいような会いたくないような複雑な乙女心だった。
仮眠室のシーツはもちろん洗濯したてだけど、昨日は誰がここで寝たのかとかは決して考えてはいけない。文官が共用の仮眠室だし、年度末忙しいのは計数室だけではないからだ。
(はー、大浴場でお風呂入るのはたまになら楽しいけど、毎日だと飽きちゃう。それに備え付けの石鹸あんまり質が良くないんだよね)
城の中にある年中無休で開放されている大浴場で体を伸ばしてのんびり出来るのは良いのだが、今回アリスはお気に入りの石鹸を持ってくるのを忘れてしまっていて、いまいちその黒い直毛のまとまりが悪かった。
(まぁ、当分の間はゴトフリーに会える訳じゃないし……)
本当に多忙すぎて自分の見た目など気にしていられる状況でもない。でもだからこそ、好きな人に会いたいような会いたくないような複雑な乙女心だった。
仮眠室のシーツはもちろん洗濯したてだけど、昨日は誰がここで寝たのかとかは決して考えてはいけない。文官が共用の仮眠室だし、年度末忙しいのは計数室だけではないからだ。