追放されたハズレ聖女が皇帝の寵愛を受けたら、大帝国の守護聖女と呼ばれて伝説になりました
「勝算は、あるんでしょうね?」
「当然だ。2度目の失敗など、あり得ない」
1度目は彼の言う通りにして、失敗した。
2度目に拒否権がないのであれば、どうにかしてやり方はこちらに任せてもらうように交渉を続けるべきだろう。
「あんたは、姉様を救い出したい。あたしは、誉れ高い称号を手にして人々の賞賛をほしいままにしたい」
「互いにその想いは、あの時と変わらない」
「そうね。3度もやり直すなんて、あり得ないわ。やるなら、こっちの作戦を全面的に受け入れてもらうから」
「もちろんだ」
これで駄目だったら、諦めるしかない。
あとがないからこそ、ダリウスも冷静さを失っているようにも見える。
「あたしは泥舟に乗ったつもり、ないから」
「もちろんだ。今度こそ、君を楽園へ連れて行ってやる」
「どうだかね……」
周りの人間を都合のいい道具のようにしか思っていなさそうな男の発言など、信じるに値しない。
アオリは半信半疑のまま、再び彼と手を取り合った。
「当然だ。2度目の失敗など、あり得ない」
1度目は彼の言う通りにして、失敗した。
2度目に拒否権がないのであれば、どうにかしてやり方はこちらに任せてもらうように交渉を続けるべきだろう。
「あんたは、姉様を救い出したい。あたしは、誉れ高い称号を手にして人々の賞賛をほしいままにしたい」
「互いにその想いは、あの時と変わらない」
「そうね。3度もやり直すなんて、あり得ないわ。やるなら、こっちの作戦を全面的に受け入れてもらうから」
「もちろんだ」
これで駄目だったら、諦めるしかない。
あとがないからこそ、ダリウスも冷静さを失っているようにも見える。
「あたしは泥舟に乗ったつもり、ないから」
「もちろんだ。今度こそ、君を楽園へ連れて行ってやる」
「どうだかね……」
周りの人間を都合のいい道具のようにしか思っていなさそうな男の発言など、信じるに値しない。
アオリは半信半疑のまま、再び彼と手を取り合った。