追放されたハズレ聖女が皇帝の寵愛を受けたら、大帝国の守護聖女と呼ばれて伝説になりました
『恋は障害があればあるほど、盛り上がるからな。その勘違いがあったおかげであんたらがうまくいったのなら、それでいいけどよ……』
「わ、私はまた……。重大な、思い違いを……?」
これまで自ら発した言葉を思い浮かべ、顔を青ざめさせる。
(こんなことになるなら、陛下のために啖呵なんて切らなければよかったわ……!)
ラシリネはすぐさま耳まで赤らめると、恥ずかしそうに彼の胸元へ顔を埋めた。
「すぐに勘違いをして、自らを責める。それはある意味で、君の利点だ」
「その慰め方には、無理がありますよ……!」
「そうか?」
「うぅ……っ」
陛下は自分が青くなったり赤くなっている理由がうまく理解できないようで、小首を傾げているのが印象的だった。
「と、とにかく! 神様は、私達の仲を認めてくださるのですね?」
『おう。おめでとう。末永く、幸せにな』
「はい!」
ラシリネはようやくほっと胸を撫で下ろし、普段の明るさを取り戻す。
嬉しそうに微笑めば、釣られるようにして彼も口元を綻ばせた。
室内の空気が一気に穏やかなものへと変化した直後、2人は神からある提案を受ける。
「わ、私はまた……。重大な、思い違いを……?」
これまで自ら発した言葉を思い浮かべ、顔を青ざめさせる。
(こんなことになるなら、陛下のために啖呵なんて切らなければよかったわ……!)
ラシリネはすぐさま耳まで赤らめると、恥ずかしそうに彼の胸元へ顔を埋めた。
「すぐに勘違いをして、自らを責める。それはある意味で、君の利点だ」
「その慰め方には、無理がありますよ……!」
「そうか?」
「うぅ……っ」
陛下は自分が青くなったり赤くなっている理由がうまく理解できないようで、小首を傾げているのが印象的だった。
「と、とにかく! 神様は、私達の仲を認めてくださるのですね?」
『おう。おめでとう。末永く、幸せにな』
「はい!」
ラシリネはようやくほっと胸を撫で下ろし、普段の明るさを取り戻す。
嬉しそうに微笑めば、釣られるようにして彼も口元を綻ばせた。
室内の空気が一気に穏やかなものへと変化した直後、2人は神からある提案を受ける。