追放されたハズレ聖女が皇帝の寵愛を受けたら、大帝国の守護聖女と呼ばれて伝説になりました
「アデラプス王国での戦いは、君にとってはつらいものになるだろう」
「覚悟の上です」
神によって妹が聖女を騙っていると知らされてから、ラシリネは後悔していた。
(ハズレ聖女と呼ばれた姉の代わりに、あの国を守護してほしいなんて、言わなければよかった。そうすれば、あの子だって、真実を打ち明けられたかもしれないのに……)
すべてはダリウスの恋心を捨てきれず、自国で聖女としての役割を全うできなかった自分のせいだ。
「妹の不始末は、私がきっちりとケリをつけます!」
「無理だけは、するなよ」
「もちろんです!」
ラシリネは力強くこちらを思い遣る恋人の言葉に頷くと、彼とともにアデラプス王国へ向かった。
「覚悟の上です」
神によって妹が聖女を騙っていると知らされてから、ラシリネは後悔していた。
(ハズレ聖女と呼ばれた姉の代わりに、あの国を守護してほしいなんて、言わなければよかった。そうすれば、あの子だって、真実を打ち明けられたかもしれないのに……)
すべてはダリウスの恋心を捨てきれず、自国で聖女としての役割を全うできなかった自分のせいだ。
「妹の不始末は、私がきっちりとケリをつけます!」
「無理だけは、するなよ」
「もちろんです!」
ラシリネは力強くこちらを思い遣る恋人の言葉に頷くと、彼とともにアデラプス王国へ向かった。