追放されたハズレ聖女が皇帝の寵愛を受けたら、大帝国の守護聖女と呼ばれて伝説になりました
「陛下が路頭に迷った私を、拾い上げてくださったおかげです!」
「そ、その女は我が国で、ハズレ聖女と呼ばれていたのだぞ!? それを拾って自国の聖女の聖女として祀り上げるなど……! 気が触れているとしか思えん!」
「貴様がラシリネを手放してくれたおかげで、我が帝国は強力な防御壁を生み出す聖女を手に入れた。感謝しても、したりないくらいだ」
「ありがとうございました! 私は今、あなたのおかげでとっても幸せです!」
「な……っ!」
ここぞとばかりに上機嫌で畳みかけるこちらの発言が、信じられないのだろう。
国王は「苛立ちと嫉妬でどうにかなりそうだ」とでも言わんばかりにプルプルと身体を小刻みに震わせると、額に青筋を立てた。
「あ、あんたがここにいるってことは……! あたしの結界を破壊したのは、姉様なの!?」
その様子を隣で目にしていた妹は、驚愕で瞳を大きく見開いた。
(無視するのは、きっとよくないわよね……)
ラシリネはアオリを傷つけないためにあえて気を回し、その疑問に正々堂々と答えた。
「そ、その女は我が国で、ハズレ聖女と呼ばれていたのだぞ!? それを拾って自国の聖女の聖女として祀り上げるなど……! 気が触れているとしか思えん!」
「貴様がラシリネを手放してくれたおかげで、我が帝国は強力な防御壁を生み出す聖女を手に入れた。感謝しても、したりないくらいだ」
「ありがとうございました! 私は今、あなたのおかげでとっても幸せです!」
「な……っ!」
ここぞとばかりに上機嫌で畳みかけるこちらの発言が、信じられないのだろう。
国王は「苛立ちと嫉妬でどうにかなりそうだ」とでも言わんばかりにプルプルと身体を小刻みに震わせると、額に青筋を立てた。
「あ、あんたがここにいるってことは……! あたしの結界を破壊したのは、姉様なの!?」
その様子を隣で目にしていた妹は、驚愕で瞳を大きく見開いた。
(無視するのは、きっとよくないわよね……)
ラシリネはアオリを傷つけないためにあえて気を回し、その疑問に正々堂々と答えた。