追放されたハズレ聖女が皇帝の寵愛を受けたら、大帝国の守護聖女と呼ばれて伝説になりました
「すまなかった……! 本当に……!」
「もう、いいですよ」
「許して、くれるのか……?」
「そうして己の罪を認められる人は、強い人です。これから理不尽な扱いを受けることも多くなるかもしれませんが……。諦めなければ、いつかはきっと、あなたにも幸福が訪れるはずです」
「ありがとう……」
「どう、いたしまして!」
ダリウスが、何かを言いたげにこちらを見ている。
謝罪を素直に受け取るなど、愚の骨頂だとでも言いたいのかもしれない。
「アデラプス王国の元国王は、王座を退きました。それが、彼の罰です。それ以上は、望みません」
「そうか……」
陛下は納得がいかない様子で倒れ伏す妹と、力なく床に座り込む国王を見ていた。
しかし、ここで事を荒立てたところで無意味だと悟ったのだろう。
小さく頷いたあと、こちらに向かって手を伸ばす。
「もう、いいですよ」
「許して、くれるのか……?」
「そうして己の罪を認められる人は、強い人です。これから理不尽な扱いを受けることも多くなるかもしれませんが……。諦めなければ、いつかはきっと、あなたにも幸福が訪れるはずです」
「ありがとう……」
「どう、いたしまして!」
ダリウスが、何かを言いたげにこちらを見ている。
謝罪を素直に受け取るなど、愚の骨頂だとでも言いたいのかもしれない。
「アデラプス王国の元国王は、王座を退きました。それが、彼の罰です。それ以上は、望みません」
「そうか……」
陛下は納得がいかない様子で倒れ伏す妹と、力なく床に座り込む国王を見ていた。
しかし、ここで事を荒立てたところで無意味だと悟ったのだろう。
小さく頷いたあと、こちらに向かって手を伸ばす。