追放されたハズレ聖女が皇帝の寵愛を受けたら、大帝国の守護聖女と呼ばれて伝説になりました
「お義母様。少し、よろしいでしょうか」
「ええ。いつでもどうぞ!」
「ありがとうございます。もしもお義父様に秘密があると気づき、打ち明けてもらえないと知ったら……。どうしますか……?」
「旦那に?」
義母は想像もしていなかった疑問を受けて、不思議で仕方がないようだ。
暫く悩む素振りを見せていたが、すぐに答えを打ち明けてくれた。
「うーん。そうねぇ。それが女性関係でなければ、黙認するかしら」
「やっぱり、そうですよね!?」
ラシリネはついつい喜びのあまり、身を乗り出して「自分の考えは正しかったのだ」とでも言わんばかりに同意を示してしまった。
その勢いは、「自分が今同じ悩みを持っています」と打ち明けているようなものだ。
(は、恥ずかしい……!)
ラシリネは先程までの興奮状態はどこへやら。
顔を真っ赤にして落ち着きを取り戻すと、顔を覆った。
「あら、大変。ラシリネちゃんは、ダリウスの秘密を知ってしまったの?」
「わ、忘れてください……」
「駄目よ。大事なことですもの。一体、どんな恐ろしい話なのかしら……?」
義母は己から悩みを引き出そうと必死になるが、具体的な内容までを口にするつもりはなかった。
誰かに話してしまえば、それは公然の秘密となるからだ。
「ええ。いつでもどうぞ!」
「ありがとうございます。もしもお義父様に秘密があると気づき、打ち明けてもらえないと知ったら……。どうしますか……?」
「旦那に?」
義母は想像もしていなかった疑問を受けて、不思議で仕方がないようだ。
暫く悩む素振りを見せていたが、すぐに答えを打ち明けてくれた。
「うーん。そうねぇ。それが女性関係でなければ、黙認するかしら」
「やっぱり、そうですよね!?」
ラシリネはついつい喜びのあまり、身を乗り出して「自分の考えは正しかったのだ」とでも言わんばかりに同意を示してしまった。
その勢いは、「自分が今同じ悩みを持っています」と打ち明けているようなものだ。
(は、恥ずかしい……!)
ラシリネは先程までの興奮状態はどこへやら。
顔を真っ赤にして落ち着きを取り戻すと、顔を覆った。
「あら、大変。ラシリネちゃんは、ダリウスの秘密を知ってしまったの?」
「わ、忘れてください……」
「駄目よ。大事なことですもの。一体、どんな恐ろしい話なのかしら……?」
義母は己から悩みを引き出そうと必死になるが、具体的な内容までを口にするつもりはなかった。
誰かに話してしまえば、それは公然の秘密となるからだ。