追放されたハズレ聖女が皇帝の寵愛を受けたら、大帝国の守護聖女と呼ばれて伝説になりました
(ようやく、夫婦としての契を交わせたんですもの。これからゆっくりと、関係を深めていけるといいわね……)
金色の瞳を潤ませると、彼の唇がゆっくりと離れる。
こうして再び隣に並び立った夫婦は腕を組み、赤い絨毯の引かれたヴァージンロードを歩く。
「ラシリネちゃん! とっても綺麗よ!」
「よかったな……」
前皇帝夫妻が見守る中、ラシリネは恋人から夫へと関係性が変化したダリウスと言葉を交わし合う。
「緊張しているか」
「はい。とても……。皆さんから陛下にふさわしくないと言われたら、どうしようかと……」
「ラシリネは、俺が初めて喉から手が出るほどに欲した存在だ。誰であろうと、そんなことを言うのは許さん」
「ダリウス様……」
2人は見つめ合い、どちらともなく口元を綻ばせる。
その後、開け放たれたバルコニーへ躍り出た。
「陛下! ご結婚、おめでとうございます!」
「聖女様! 末永く、お幸せに!」
婚儀を終えた皇帝と聖女の姿を一目見ようと、たくさんの人々が集まって
いる。
ダリウスは彼らへ謝辞を送るように深々と頭を下げた。
ラシリネもそれに倣って数秒遅れて同じ動きをすると、皇帝から苦言を呈された。
金色の瞳を潤ませると、彼の唇がゆっくりと離れる。
こうして再び隣に並び立った夫婦は腕を組み、赤い絨毯の引かれたヴァージンロードを歩く。
「ラシリネちゃん! とっても綺麗よ!」
「よかったな……」
前皇帝夫妻が見守る中、ラシリネは恋人から夫へと関係性が変化したダリウスと言葉を交わし合う。
「緊張しているか」
「はい。とても……。皆さんから陛下にふさわしくないと言われたら、どうしようかと……」
「ラシリネは、俺が初めて喉から手が出るほどに欲した存在だ。誰であろうと、そんなことを言うのは許さん」
「ダリウス様……」
2人は見つめ合い、どちらともなく口元を綻ばせる。
その後、開け放たれたバルコニーへ躍り出た。
「陛下! ご結婚、おめでとうございます!」
「聖女様! 末永く、お幸せに!」
婚儀を終えた皇帝と聖女の姿を一目見ようと、たくさんの人々が集まって
いる。
ダリウスは彼らへ謝辞を送るように深々と頭を下げた。
ラシリネもそれに倣って数秒遅れて同じ動きをすると、皇帝から苦言を呈された。