追放されたハズレ聖女が皇帝の寵愛を受けたら、大帝国の守護聖女と呼ばれて伝説になりました
(自由に動き回ってもいいとは、言われているけれど……。想い人と楽しそうに会話をする姿に居合わせたら、きっと泣いてしまうもの……)
ここで彼が返ってくるのをじっと待っているのが一番だ。
そう結論づけたあと、だらだらと自堕落な生活を満喫しようと気持ちを切り替えた時だった。
「わふーん!」
スノーエルが元気いっぱいの鳴き声を上げ、勢いよく寝台からぴょんっと飛び降りて走り出してしまった。
「どこに行くの!?」
おそらくこれも、この帝国で立派な聖女となるための試練なのだろう。
「わふ!」
神獣は「こっちだよ」と誘うように尻尾を左右に振ると、部屋を出て行った。
「もう……っ!」
魔物と勘違いされ、討伐されては叶わない。
ラシリネは渋々獣のあとを追いかけ、仮眠室を出て行った。
ここで彼が返ってくるのをじっと待っているのが一番だ。
そう結論づけたあと、だらだらと自堕落な生活を満喫しようと気持ちを切り替えた時だった。
「わふーん!」
スノーエルが元気いっぱいの鳴き声を上げ、勢いよく寝台からぴょんっと飛び降りて走り出してしまった。
「どこに行くの!?」
おそらくこれも、この帝国で立派な聖女となるための試練なのだろう。
「わふ!」
神獣は「こっちだよ」と誘うように尻尾を左右に振ると、部屋を出て行った。
「もう……っ!」
魔物と勘違いされ、討伐されては叶わない。
ラシリネは渋々獣のあとを追いかけ、仮眠室を出て行った。