【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「わあ。こうして、スイレンと喋れるのって、本当に嬉しいよ。僕はずっと、スイレンに可愛くて好きだよって、言っていたんだ。リカルドは、ちゃんと伝えてはくれなかったけど」
ワーウィックに不満そうにちらっと見られたリカルドは、面白くなさそうな顔をして、彼の言葉を無視した。
「スイレン。もう、夕食は食べたのか」
「いいえ。まだです。リカルド様。あの……私、そろそろ動いても大丈夫だと思います」
スイレンが彼の言い付けを聞かぬまま、勝手に雪山に行って風邪をひいた。
病み上がりでこうして心配してくれるのは嬉しいが、そろそろ動きたい。このところ、すっかりベッドの上の住人で、健康なのにこのままでは元の生活に戻れなくなってしまう。
リカルドの意向を伺うように自分の顔を見上げたスイレンに、自分でも心配症に気が付いていたのか。彼は、苦笑して頷いた。このところ、スイレンに対して過保護にしていた自覚はあったらしい。
「……そうだな。今日は、一階で一緒に夕食を食べるか。時間が遅くなってしまって、すまない」
ワーウィックに不満そうにちらっと見られたリカルドは、面白くなさそうな顔をして、彼の言葉を無視した。
「スイレン。もう、夕食は食べたのか」
「いいえ。まだです。リカルド様。あの……私、そろそろ動いても大丈夫だと思います」
スイレンが彼の言い付けを聞かぬまま、勝手に雪山に行って風邪をひいた。
病み上がりでこうして心配してくれるのは嬉しいが、そろそろ動きたい。このところ、すっかりベッドの上の住人で、健康なのにこのままでは元の生活に戻れなくなってしまう。
リカルドの意向を伺うように自分の顔を見上げたスイレンに、自分でも心配症に気が付いていたのか。彼は、苦笑して頷いた。このところ、スイレンに対して過保護にしていた自覚はあったらしい。
「……そうだな。今日は、一階で一緒に夕食を食べるか。時間が遅くなってしまって、すまない」