【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
スイレンは彼の行為に納得しながら、所有印を黙々と刻むリカルドの燃えるような赤毛を撫でた。
彼の赤い髪は、少しだけ癖があって柔らかい。それが光に当たると、燃え上がっている炎のように見えるのだ。そして、触り心地はとても良い。
「リカルド様と私……結婚するんですね」
まるで他人事のようにして呟いたスイレンに、リカルドは顔を上げて苦笑した。
「うん。そうだよ。スイレンは、子どもは男と女どっちが良い?」
リカルドと結婚すれば、彼との子どもが出来る。
それは至極当たり前のことなのだけど、今まで思ってもみなかったことなので、スイレンはまだ見ぬ嬉しい未来に思いを馳せて微笑んだ。
「どっちでも。リカルド様と、これからもこうして一緒に居られるのなら……何でも、良いんです」
はにかみつつもリカルドにそう言ったスイレンに、彼はもう一度唇に優しいキスをくれた。
「スイレン。俺には、君だけだ。ずっとずっと、君一人だけを愛するよ」
そう言ってくれたリカルドの言葉が嬉しくて、スイレンは目を閉じた。
ぎゅっと彼に抱きしめられたままで、幸せな温かさに包まれて、すうっと眠りへと滑り込んでいく。
(彼が居るなら、それが何処だったとしても。私にとっての天国に変わるに、違いない)
彼の赤い髪は、少しだけ癖があって柔らかい。それが光に当たると、燃え上がっている炎のように見えるのだ。そして、触り心地はとても良い。
「リカルド様と私……結婚するんですね」
まるで他人事のようにして呟いたスイレンに、リカルドは顔を上げて苦笑した。
「うん。そうだよ。スイレンは、子どもは男と女どっちが良い?」
リカルドと結婚すれば、彼との子どもが出来る。
それは至極当たり前のことなのだけど、今まで思ってもみなかったことなので、スイレンはまだ見ぬ嬉しい未来に思いを馳せて微笑んだ。
「どっちでも。リカルド様と、これからもこうして一緒に居られるのなら……何でも、良いんです」
はにかみつつもリカルドにそう言ったスイレンに、彼はもう一度唇に優しいキスをくれた。
「スイレン。俺には、君だけだ。ずっとずっと、君一人だけを愛するよ」
そう言ってくれたリカルドの言葉が嬉しくて、スイレンは目を閉じた。
ぎゅっと彼に抱きしめられたままで、幸せな温かさに包まれて、すうっと眠りへと滑り込んでいく。
(彼が居るなら、それが何処だったとしても。私にとっての天国に変わるに、違いない)