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2-9 お見舞い
城からの帰りに、二人は今回の功労者であるブレンダンの家へと彼のお見舞いのため寄った。
もっとも、彼の家はリカルドの家から三軒お隣なだけだから、馬車を降りて散歩がてら歩いてすぐに辿り着ける。
スイレンは並んで歩くリカルドの隣をゆっくり歩きながら、少し緊張していくのを感じた。
口の上手いブレンダンに対してスイレンは、揶揄われているだけだろうと思うことが多かった。
彼から直接的に、付き合って欲しいと告白されたことはない。けれど、今回相棒のクライヴを通じ、スイレンの身を守ってくれたのは間違いなくブレンダンだった。
スイレンには、リカルド以外には考えられない。けれど、彼の相棒でもあるブレンダンは優しく魅力的な人だ。
今回間接的にも助けて貰ったお礼は、礼儀として彼に伝えなければならない。けれど、顔を合わせるのは、やはり気まずかった。
ブレンダンの想いを受け取ることは、スイレンには絶対に出来ないから。
「……リカルド? スイレン……!」
もっとも、彼の家はリカルドの家から三軒お隣なだけだから、馬車を降りて散歩がてら歩いてすぐに辿り着ける。
スイレンは並んで歩くリカルドの隣をゆっくり歩きながら、少し緊張していくのを感じた。
口の上手いブレンダンに対してスイレンは、揶揄われているだけだろうと思うことが多かった。
彼から直接的に、付き合って欲しいと告白されたことはない。けれど、今回相棒のクライヴを通じ、スイレンの身を守ってくれたのは間違いなくブレンダンだった。
スイレンには、リカルド以外には考えられない。けれど、彼の相棒でもあるブレンダンは優しく魅力的な人だ。
今回間接的にも助けて貰ったお礼は、礼儀として彼に伝えなければならない。けれど、顔を合わせるのは、やはり気まずかった。
ブレンダンの想いを受け取ることは、スイレンには絶対に出来ないから。
「……リカルド? スイレン……!」