【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
自分の竜にスイレンを守れと言ってくれた彼の優しさを知って、深く頭を下げたスイレンを、下から覗き込むようにするとブレンダンは言った。
「あの時、イクエイアスと話したというクライヴから、これからスイレンちゃんと一緒にエグゼナガルと交渉するって聞いて、肝が冷えた。僕らは契約している竜と心の中で話すことが出来るが、遠距離過ぎるとそれも出来ないから。あれから、何も出来ずに心配だった。けど上手くいって良かった。やり遂げたんだな」
「はい……ありがとうございます」
「出来たら、僕も行きたかった。でも、治療も出来ない段階でこの怪我では、足手まといになることが目に見えていたからね。夜明けに帰って来たクライヴから、無事に奪還出来たと報告を聞いた時は、生まれて初めて神様に感謝したよ。本当に、良かった」
ブレンダンは、朝のことを思い出したのか。しみじみと、噛み締めるように言った。
スイレンはブレンダンの疲れて見える顔を見て、胸が痛くなった。
「あの時、イクエイアスと話したというクライヴから、これからスイレンちゃんと一緒にエグゼナガルと交渉するって聞いて、肝が冷えた。僕らは契約している竜と心の中で話すことが出来るが、遠距離過ぎるとそれも出来ないから。あれから、何も出来ずに心配だった。けど上手くいって良かった。やり遂げたんだな」
「はい……ありがとうございます」
「出来たら、僕も行きたかった。でも、治療も出来ない段階でこの怪我では、足手まといになることが目に見えていたからね。夜明けに帰って来たクライヴから、無事に奪還出来たと報告を聞いた時は、生まれて初めて神様に感謝したよ。本当に、良かった」
ブレンダンは、朝のことを思い出したのか。しみじみと、噛み締めるように言った。
スイレンはブレンダンの疲れて見える顔を見て、胸が痛くなった。