【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
(……ワーウィックが心配しているようなことには、ならないと思うけど。あ……そういえば)
「ねえ。ワーウィック」
スイレンに呼びかけられたワーウィックは、首を傾げて彼女を見た。
可愛らしい彼の仕草に、思わず笑みが溢れてしまう。この可愛いらしい少年が、その気になったら、しごく簡単に自分を殺せてしまう恐ろしい存在だとしても。
「クライヴから、聞いたんだけど……リカルド様とあのジャック・ロイドの二人は、最後まで貴方との契約を争っていたんでしょう? 何故、最後にリカルド様を選んだのか。その理由を聞いても良い?」
スイレンの疑問に、腕を組んだワーウィックはうーんと小さく唸った。
リカルドは余裕のある表情で、ゆったりと座って二人のやりとりを見ていた。
当事者であるジャック・ロイドは、きっとそれを知りたかったはずだ。
竜との契約を諦めなければならないが、諦められない気持ち。そして、選ばれたリカルドを憎んだ。黒い感情が増幅して、あの凶行に至ったとすれば、その理由を知ってみたかった。
「……髪の色?」
「ねえ。ワーウィック」
スイレンに呼びかけられたワーウィックは、首を傾げて彼女を見た。
可愛らしい彼の仕草に、思わず笑みが溢れてしまう。この可愛いらしい少年が、その気になったら、しごく簡単に自分を殺せてしまう恐ろしい存在だとしても。
「クライヴから、聞いたんだけど……リカルド様とあのジャック・ロイドの二人は、最後まで貴方との契約を争っていたんでしょう? 何故、最後にリカルド様を選んだのか。その理由を聞いても良い?」
スイレンの疑問に、腕を組んだワーウィックはうーんと小さく唸った。
リカルドは余裕のある表情で、ゆったりと座って二人のやりとりを見ていた。
当事者であるジャック・ロイドは、きっとそれを知りたかったはずだ。
竜との契約を諦めなければならないが、諦められない気持ち。そして、選ばれたリカルドを憎んだ。黒い感情が増幅して、あの凶行に至ったとすれば、その理由を知ってみたかった。
「……髪の色?」