【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
ワーウィックが言った思わぬ理由に、スイレンは両手で口を押えて吹き出した。
(リカルド様の鮮やかな赤い髪は、確かにワーウィックの鱗の紅色と、とっても相性が良さそうだけど……)
「おい。ワーウィック。真面目に答えろ」
目を眇めたリカルドに言われたワーウィックは、ぺろと舌を出し揶揄うように言った。
「……まあ。竜との契約を争うまで来た竜騎士見習いはさ。正直言えば、能力的には誰が選ばれても、おかしくはないよ。ジャック・ロイドにはね……持って生まれた美しさのせいもあるかもしれない。どうしても、他人を見下すところがあった。けど、リカルドはただただ竜騎士になりたいだけだった。他に何も考えてなかったからね。それでかな」
「そうなのね」
そんな理由だったのかと、スイレンは真剣な顔で聞いて頷いた。
(私にはわからないけど……確かに彼ほど美しかったら。他人を見下すようにもなるのかしら)
納得した様子のスイレンを、リカルドは複雑な顔で見ている。
(リカルド様の鮮やかな赤い髪は、確かにワーウィックの鱗の紅色と、とっても相性が良さそうだけど……)
「おい。ワーウィック。真面目に答えろ」
目を眇めたリカルドに言われたワーウィックは、ぺろと舌を出し揶揄うように言った。
「……まあ。竜との契約を争うまで来た竜騎士見習いはさ。正直言えば、能力的には誰が選ばれても、おかしくはないよ。ジャック・ロイドにはね……持って生まれた美しさのせいもあるかもしれない。どうしても、他人を見下すところがあった。けど、リカルドはただただ竜騎士になりたいだけだった。他に何も考えてなかったからね。それでかな」
「そうなのね」
そんな理由だったのかと、スイレンは真剣な顔で聞いて頷いた。
(私にはわからないけど……確かに彼ほど美しかったら。他人を見下すようにもなるのかしら)
納得した様子のスイレンを、リカルドは複雑な顔で見ている。