【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「……痛くはないか?」
彼の言葉に慌てて首を振ったスイレンは、しまったと思った。
目を留められる前に、灯りを消してもらう予定だったのに。リカルドの情熱的な愛の言葉に酔ってしまって、すっかり忘れてしまっていた。
「えっと……これはもう、お医者様からもらったお薬も、ちゃんと塗っていますし……見た目は酷いように思われるかもしれませんけど、そんなに痛くないんですよ」
スイレンの説明を聞きながら、リカルドが痛ましく見つめるその顔を見て悲しくなってしまう。
(この人を、こんな顔をさせたい訳ではないのに……)
「見せて。他にも傷があるの?」
リカルドはスイレンを軽く抱き上げると、ベッド中央へと降ろした。スイレンは丈長めの寝巻きの生地を慌てて伸ばし、何個かアザが出来てしまっている両足が見えないように体を丸くした。
「スイレン。良く見せて。君の体に何かあったら心配だから」
「だ、大丈夫、です。気にしないでください。本当に痛くないんです。リカルド様が治療を受けている間に、お医者さんに診て貰ってお薬も貰いましたし。もう、本当に大丈夫、きゃっ」
彼の言葉に慌てて首を振ったスイレンは、しまったと思った。
目を留められる前に、灯りを消してもらう予定だったのに。リカルドの情熱的な愛の言葉に酔ってしまって、すっかり忘れてしまっていた。
「えっと……これはもう、お医者様からもらったお薬も、ちゃんと塗っていますし……見た目は酷いように思われるかもしれませんけど、そんなに痛くないんですよ」
スイレンの説明を聞きながら、リカルドが痛ましく見つめるその顔を見て悲しくなってしまう。
(この人を、こんな顔をさせたい訳ではないのに……)
「見せて。他にも傷があるの?」
リカルドはスイレンを軽く抱き上げると、ベッド中央へと降ろした。スイレンは丈長めの寝巻きの生地を慌てて伸ばし、何個かアザが出来てしまっている両足が見えないように体を丸くした。
「スイレン。良く見せて。君の体に何かあったら心配だから」
「だ、大丈夫、です。気にしないでください。本当に痛くないんです。リカルド様が治療を受けている間に、お医者さんに診て貰ってお薬も貰いましたし。もう、本当に大丈夫、きゃっ」