【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
(時々……あの頃の自分に、会ってみたい気もする。きっと、もうすぐ貴女の未来はこうなるよと言ったところで、信じて貰えないと思うけど……)
今のスイレンだって、これはすべて夢ではないのかとたまに不安になってしまうこともある。
それを違うと教えてくれるのは、傍に居てくれるリカルドの温かな体温だった。
「ワーウィックと俺が、スイレンの行きたい国に連れていくよ。次の長期休暇は……南国に行くのも良いな」
南国という言葉を聞いて、スイレンは不思議そうにして後ろを振り返った。リカルドは、そんな様子を見て微笑んだ。
「冬でも、寒くないんだ。その代わりと言ってはなんだけど、夏は嫌になるくらいにうだるほど暑い。でも、寒い冬は、丁度過ごしやすい気候なるんだ」
リカルドは今までに何度か南国に行ったことがあるらしく、スイレンが口を挟む隙もなく、今南国に行けばどれだけ楽しいかを、順を追って並べ立てた。
スイレンは好きな人と次の約束が出来ることが、くすぐったくて嬉しくて、今でも信じられなくて。何度も笑って、それに頷いた。
「ワーウィックも……そろそろ、お腹いっぱいみたいだな」
今のスイレンだって、これはすべて夢ではないのかとたまに不安になってしまうこともある。
それを違うと教えてくれるのは、傍に居てくれるリカルドの温かな体温だった。
「ワーウィックと俺が、スイレンの行きたい国に連れていくよ。次の長期休暇は……南国に行くのも良いな」
南国という言葉を聞いて、スイレンは不思議そうにして後ろを振り返った。リカルドは、そんな様子を見て微笑んだ。
「冬でも、寒くないんだ。その代わりと言ってはなんだけど、夏は嫌になるくらいにうだるほど暑い。でも、寒い冬は、丁度過ごしやすい気候なるんだ」
リカルドは今までに何度か南国に行ったことがあるらしく、スイレンが口を挟む隙もなく、今南国に行けばどれだけ楽しいかを、順を追って並べ立てた。
スイレンは好きな人と次の約束が出来ることが、くすぐったくて嬉しくて、今でも信じられなくて。何度も笑って、それに頷いた。
「ワーウィックも……そろそろ、お腹いっぱいみたいだな」