【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
いかにも好青年といった風情の、とても顔が整った人だ。
(すごく、女性にモテそう。きっと女泣かせだろうな)
茶髪の竜騎士を初めて見たスイレンは、そう感じた。
「……ワーウィックの怪我は、どうなんだ。ブレンダン」
低くて響きの良い声で、リカルドは茶色の髪の青年に言った。
ワーウィックという名前は、もしかしたら二人が騎乗している赤竜のことだろうか。
リカルドは騎乗していた竜が大怪我をして墜落し、竜の命乞いをしてガヴェアに捕まったのだと聞いた。
スイレンはそっと、目を向けて乗っている竜の体を検分する。
規則正しく揃っている、滑らかで美しい赤い鱗。この竜に、大きな傷があるようにはとても思えないが。
「王の命令だよ。ワーウィックに、魔法の秘薬を使った。イクエイアスが嘆願したんだ。お前を救出するために、数え切れぬほどの人間がどれだけ骨を折ったと思っている。囚われているはずのお前は、可愛い女の子とその間いちゃついていたかと思うと、本当に嫌になるよ」
ブレンダンの言葉に、共に空を飛んでいる他の竜騎士達からも楽しそうな笑い声が上がる。
(すごく、女性にモテそう。きっと女泣かせだろうな)
茶髪の竜騎士を初めて見たスイレンは、そう感じた。
「……ワーウィックの怪我は、どうなんだ。ブレンダン」
低くて響きの良い声で、リカルドは茶色の髪の青年に言った。
ワーウィックという名前は、もしかしたら二人が騎乗している赤竜のことだろうか。
リカルドは騎乗していた竜が大怪我をして墜落し、竜の命乞いをしてガヴェアに捕まったのだと聞いた。
スイレンはそっと、目を向けて乗っている竜の体を検分する。
規則正しく揃っている、滑らかで美しい赤い鱗。この竜に、大きな傷があるようにはとても思えないが。
「王の命令だよ。ワーウィックに、魔法の秘薬を使った。イクエイアスが嘆願したんだ。お前を救出するために、数え切れぬほどの人間がどれだけ骨を折ったと思っている。囚われているはずのお前は、可愛い女の子とその間いちゃついていたかと思うと、本当に嫌になるよ」
ブレンダンの言葉に、共に空を飛んでいる他の竜騎士達からも楽しそうな笑い声が上がる。