【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
(ブレンダンに向けて、ブレスを吐け。ワーウィック)
(えーっ! 万が一にでも、女の子に当たったらどうするんだよ。リカルド)
戸惑う相棒の声が、聞こえてくる。
(あいつは何をどう間違っても、女の子のスイレンに当てるような真似はしないだろう)
そこに関しては、ブレンダンに対して妙な信頼感があった。それに、クライヴはこちらの気配に気が付いている。ブレンダンがスイレンに見惚れて何もしなくても、あの聡い竜が何とかするだろう。
リカルドの本気を感じたワーウィックは、口の中に力を溜め始める。
(正確に狙えよ)
(うるさいなぁ。もう。気が散るから。リカルドは、黙っていてよ)
ブレンダンから奪い返したスイレンに花を貰ったワーウィックは、今までに見たことがないほどに上機嫌になっていた。すこぶる機嫌の良い時の、鳴き声をしている。この声を聞くのは、久しぶりだった。
一方、リカルドは華やかなお洒落をしているスイレンを、後ろから抱き竦め落ち着かない気持ちで胸はいっぱいだった。
(えーっ! 万が一にでも、女の子に当たったらどうするんだよ。リカルド)
戸惑う相棒の声が、聞こえてくる。
(あいつは何をどう間違っても、女の子のスイレンに当てるような真似はしないだろう)
そこに関しては、ブレンダンに対して妙な信頼感があった。それに、クライヴはこちらの気配に気が付いている。ブレンダンがスイレンに見惚れて何もしなくても、あの聡い竜が何とかするだろう。
リカルドの本気を感じたワーウィックは、口の中に力を溜め始める。
(正確に狙えよ)
(うるさいなぁ。もう。気が散るから。リカルドは、黙っていてよ)
ブレンダンから奪い返したスイレンに花を貰ったワーウィックは、今までに見たことがないほどに上機嫌になっていた。すこぶる機嫌の良い時の、鳴き声をしている。この声を聞くのは、久しぶりだった。
一方、リカルドは華やかなお洒落をしているスイレンを、後ろから抱き竦め落ち着かない気持ちで胸はいっぱいだった。