【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
(服を買ったのが、ブレンダンなのは気に食わないが……どこからどう見ても、妖精以上に可愛い。存在しているのが、信じられない)
リカルドは伝承に聞く妖精を直接見たことはないが、きっと存在しているんだとしてもこのスイレンには敵うまいと思った。彼女の細い体に良く合ったドレスを着て、リカルドには何がどうなっているか全くわからない凝った髪型をしていた。
それに……ただでさえ可愛い顔に、化粧もしていた。
(その愛らしい唇を、今奪うことが出来たら……)
そんな不埒なことを考えていたリカルドの頭の中に、スイレンに夢中になって存在をすっかり忘れていたワーウィックの声が響いた。
(ねえ。リカルド。このお花甘いからもっと欲しいって言って。それにスイレンのことが気に入ったから、いつでも会いに行くから、会いたくなったら呼んでくれても良い。さっきのクライヴなんかより、僕の方が魔力も多いし。レベルだって高い。飛行だって早いし、優れているのは僕の方だよ)
年齢の近いブレンダンの竜クライヴを、以前からライバル視しているワーウィックは言った。
リカルドは伝承に聞く妖精を直接見たことはないが、きっと存在しているんだとしてもこのスイレンには敵うまいと思った。彼女の細い体に良く合ったドレスを着て、リカルドには何がどうなっているか全くわからない凝った髪型をしていた。
それに……ただでさえ可愛い顔に、化粧もしていた。
(その愛らしい唇を、今奪うことが出来たら……)
そんな不埒なことを考えていたリカルドの頭の中に、スイレンに夢中になって存在をすっかり忘れていたワーウィックの声が響いた。
(ねえ。リカルド。このお花甘いからもっと欲しいって言って。それにスイレンのことが気に入ったから、いつでも会いに行くから、会いたくなったら呼んでくれても良い。さっきのクライヴなんかより、僕の方が魔力も多いし。レベルだって高い。飛行だって早いし、優れているのは僕の方だよ)
年齢の近いブレンダンの竜クライヴを、以前からライバル視しているワーウィックは言った。