【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
これから、自分はどうなってしまうのだろうか。リカルドは何をどう考えて、自分をここにまで連れて来たのだろう。
敵国に捕らえられ檻の中に居れられていた彼の心を、少しでも自分が慰める事が出来たらとは思ってはいたが、今こうして居るように彼の国に連れて来て貰うことを望んでいた訳ではない。
「悪い。どうしても、風呂に入りたくて我慢が出来なかった……君の希望も、何も聞かずに。いきなり、この国に連れて来られてさぞ驚いただろうな」
広い部屋の中に残され一人で戸惑っていた様子のスイレンを、見て取ったのか。
少し笑いを含んだ低い声が扉があった背後からして、スイレンはリカルドが戻って来た事を知った。
つい先ほどまで伸び放題だった無精髭も、今は綺麗に剃られ、こざっぱりとした白いシャツを身につけている。
ほんの数時間前まで、敵国で捕らえられていた人と思えぬほどの美丈夫だ。
身綺麗にした彼の姿を見て、胸を高鳴らせて恥じらい顔を俯かせてしまうスイレンに、リカルドは斜め前にあるソファに腰掛け優しく微笑んだ。
敵国に捕らえられ檻の中に居れられていた彼の心を、少しでも自分が慰める事が出来たらとは思ってはいたが、今こうして居るように彼の国に連れて来て貰うことを望んでいた訳ではない。
「悪い。どうしても、風呂に入りたくて我慢が出来なかった……君の希望も、何も聞かずに。いきなり、この国に連れて来られてさぞ驚いただろうな」
広い部屋の中に残され一人で戸惑っていた様子のスイレンを、見て取ったのか。
少し笑いを含んだ低い声が扉があった背後からして、スイレンはリカルドが戻って来た事を知った。
つい先ほどまで伸び放題だった無精髭も、今は綺麗に剃られ、こざっぱりとした白いシャツを身につけている。
ほんの数時間前まで、敵国で捕らえられていた人と思えぬほどの美丈夫だ。
身綺麗にした彼の姿を見て、胸を高鳴らせて恥じらい顔を俯かせてしまうスイレンに、リカルドは斜め前にあるソファに腰掛け優しく微笑んだ。