【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「……ワーウィックは、君をとても気に入ったようだ。スイレンが呼んでくれたら、いつでも行く、と」
「え!? あの……とんでもないです。リカルド様。ワーウィックは、リカルド様の竜では?」
何か気を回させてしまったのではないかと、恐縮して言ったスイレンにリカルドは微笑んだ。
「そうだな。確かに俺が竜騎士になる時に、この竜ワーウィックと契約した。だが、それでワーウィックの行動を縛ることは出来ない。竜は自由な生き物だから、君が呼べば行くと言ったのは、ワーウィックの勝手だ。別に俺が止めるようなことじゃない」
「……ワーウィック、本当?」
ワーウィックは振り向き、こちらをちらっと見てから「そうだ」と言いたげに大きく頷いた。
賢き恐ろしい生き物は、人語も完全に理解している。スイレンは彼の好意の申し出にありがとう、と呟くとまたキュルキュルと嬉しそうに鳴いた。
「……わかったよ。ワーウィックは、自分の意思を正確にスイレンに伝えろとうるさい。君のことがとても気に入っているので、いつでも会いに行くと。何かあったら、呼んでくれ。さっきの氷竜クライヴなんかより、自分の方が優れているそうだ」
「え!? あの……とんでもないです。リカルド様。ワーウィックは、リカルド様の竜では?」
何か気を回させてしまったのではないかと、恐縮して言ったスイレンにリカルドは微笑んだ。
「そうだな。確かに俺が竜騎士になる時に、この竜ワーウィックと契約した。だが、それでワーウィックの行動を縛ることは出来ない。竜は自由な生き物だから、君が呼べば行くと言ったのは、ワーウィックの勝手だ。別に俺が止めるようなことじゃない」
「……ワーウィック、本当?」
ワーウィックは振り向き、こちらをちらっと見てから「そうだ」と言いたげに大きく頷いた。
賢き恐ろしい生き物は、人語も完全に理解している。スイレンは彼の好意の申し出にありがとう、と呟くとまたキュルキュルと嬉しそうに鳴いた。
「……わかったよ。ワーウィックは、自分の意思を正確にスイレンに伝えろとうるさい。君のことがとても気に入っているので、いつでも会いに行くと。何かあったら、呼んでくれ。さっきの氷竜クライヴなんかより、自分の方が優れているそうだ」