【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
 ただ可愛らしいと思って着ていたドレスにそんな意味があったのかと気が付いて、鏡に映ったスイレンは見る間に真っ赤な顔になった。

 いかにも慣れていない様子を見て、テレザは微笑ましい様子で笑った。

「リカルド様には……幼い頃からの婚約者がいらっしゃる。けど、ブレンダン様は、国でも有数の人気を誇る独身男の一人だよ。浮き名は少々流してはいるが、あれくらいなら……凄くモテてている割には、少ない方だとは思うよ」

 当初彼を見た時の予想通り、女泣かせな様子のブレンダンにスイレンはやっぱりと大きく頷いた。

「あの……ガーディナー様は、有名な方なのですか?」

 あれだけの容姿を持つ竜騎士なのだがら、有名なのもわかる気がするものの。スイレンの言葉に、テレザはそうだねえと頬に手を当てながら頷いた。

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