【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「クラリスは、一年前程から病を患っていてね。感染る病気ではないから、安心してくれ。ただ……この先治るかどうかは、わからないんだ」
寂しそうに微笑んだリカルドに、スイレンは心が痛んだ。
(この人には、いつも笑顔でいてほしい。そう、出来たら……それを自分が傍で見ることが出来たら。どんなに幸せなんだろう……)
顔を曇らせてしまったスイレンに、リカルドは慌てて言った。
「そんな顔を、しないでくれ。スイレン。クラリスに今どうこう何かがあるって言う訳じゃない。ただ、動き過ぎると呼吸が続かなくなるから、ベッドで安静にしている」
スイレンは妹の病状を詳しく説明してくれたリカルドの言葉に、はっとして笑顔を見せた。
「はい……お会い出来るのが、楽しみです」
「ああ。あいつも、君の事を気に入ると思うよ」
デュマース家の当主リカルドが本宅とする建物は素晴らしく大きく広かった。
寂しそうに微笑んだリカルドに、スイレンは心が痛んだ。
(この人には、いつも笑顔でいてほしい。そう、出来たら……それを自分が傍で見ることが出来たら。どんなに幸せなんだろう……)
顔を曇らせてしまったスイレンに、リカルドは慌てて言った。
「そんな顔を、しないでくれ。スイレン。クラリスに今どうこう何かがあるって言う訳じゃない。ただ、動き過ぎると呼吸が続かなくなるから、ベッドで安静にしている」
スイレンは妹の病状を詳しく説明してくれたリカルドの言葉に、はっとして笑顔を見せた。
「はい……お会い出来るのが、楽しみです」
「ああ。あいつも、君の事を気に入ると思うよ」
デュマース家の当主リカルドが本宅とする建物は素晴らしく大きく広かった。