【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
ぼんやりとした意識の中で、自分を呼ぶ声の主が誰か気が付いたスイレンは舌っ足らずに呟いた。
「ん……りかるど、さま? どうして……?」
意識を取り戻したばかりでなかなか回らない頭で、スイレンは必死に考えた。なぜ、彼の声がこんなに近くに聞こえているのか、理解出来なかったからだ。
「どうして、じゃない。君が無茶をしたと聞いて、肝が冷えた。ワーウィックを勝手に使うなとは言わないが、こうした時には、必ず俺も同行する。二度目は、ないぞ」
夢じゃないと気が付いたスイレンは、慌ててパッと顔を上げた言葉も出ないほどに驚いた。
彼は逞しい上半身を、露にしていたからだ。そして、その胸に抱かれている自分も……動きやすいと思って着て来たシャツを脱がされて、薄い下着を纏っているだけだ。そして、彼ごと一緒に温かな大きなマントに包まれていた。
「キャっ……」
あまりの状況に悲鳴をあげかけ離れようとしたスイレンは、逆にぎゅっと抱きしめられた。頬に当たる厚い胸板は鍛えられた筋肉で盛り上がり、固そうに見えるが見た目より柔らかい。
「ん……りかるど、さま? どうして……?」
意識を取り戻したばかりでなかなか回らない頭で、スイレンは必死に考えた。なぜ、彼の声がこんなに近くに聞こえているのか、理解出来なかったからだ。
「どうして、じゃない。君が無茶をしたと聞いて、肝が冷えた。ワーウィックを勝手に使うなとは言わないが、こうした時には、必ず俺も同行する。二度目は、ないぞ」
夢じゃないと気が付いたスイレンは、慌ててパッと顔を上げた言葉も出ないほどに驚いた。
彼は逞しい上半身を、露にしていたからだ。そして、その胸に抱かれている自分も……動きやすいと思って着て来たシャツを脱がされて、薄い下着を纏っているだけだ。そして、彼ごと一緒に温かな大きなマントに包まれていた。
「キャっ……」
あまりの状況に悲鳴をあげかけ離れようとしたスイレンは、逆にぎゅっと抱きしめられた。頬に当たる厚い胸板は鍛えられた筋肉で盛り上がり、固そうに見えるが見た目より柔らかい。