【書籍3巻発売中】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
まじまじと自分の顔を見つめているスイレンの視線に気が付いたのか。
クラリスは、立ち上がってからくるりと回った。可愛らしい紺色のスカートの裾が、ふんわりと舞った。
「ほら。見て。頑張ってくれたスイレンのおかげで、こんなにも元気よ。結構な期間、動けなかったから、まだまだ体力はないけど。あの時みたいに、ちょっと喋りすぎたからって息が切れたりしない。こうやって、体を動かしても全然平気。本当にありがとう。スイレン」
両手を組んで祈り出さんばかりのクラリスに、スイレンは両手を振った。
「ワーウィックと、リカルド様のおかげです。私はガヴェア出身なので、魔植物の対処法を知っていただけなので。あの、クラリス様を元気に出来て、本当に嬉しいです」
クラリスはスイレンの言葉を聞くと、腰に手を当てて、膨れっ面をした。
「まあ……何を言っているの。ガヴェアでも、檻の中に居たお兄様の心を救ってくれたんでしょう? 早朝に現れるスイレンだけが、心の支えだったって言っていたわよ。これは、もう結婚するしかないわね。そう思わない?」
クラリスの爆弾発言に、スイレンは目を丸くした。
クラリスは、立ち上がってからくるりと回った。可愛らしい紺色のスカートの裾が、ふんわりと舞った。
「ほら。見て。頑張ってくれたスイレンのおかげで、こんなにも元気よ。結構な期間、動けなかったから、まだまだ体力はないけど。あの時みたいに、ちょっと喋りすぎたからって息が切れたりしない。こうやって、体を動かしても全然平気。本当にありがとう。スイレン」
両手を組んで祈り出さんばかりのクラリスに、スイレンは両手を振った。
「ワーウィックと、リカルド様のおかげです。私はガヴェア出身なので、魔植物の対処法を知っていただけなので。あの、クラリス様を元気に出来て、本当に嬉しいです」
クラリスはスイレンの言葉を聞くと、腰に手を当てて、膨れっ面をした。
「まあ……何を言っているの。ガヴェアでも、檻の中に居たお兄様の心を救ってくれたんでしょう? 早朝に現れるスイレンだけが、心の支えだったって言っていたわよ。これは、もう結婚するしかないわね。そう思わない?」
クラリスの爆弾発言に、スイレンは目を丸くした。