僕ら×回目の卒業式を
バシャ
「え?」
聞こえた音に背筋がゾワっとする。

ハルヤが倒れていた。

え…
「嘘」

ガシャン

ガァン

ゴツン

無言で何も考えずにロボットを壊す。

このまま壊さないと何かを無くしそうな気がした。

ぼくはおそらく、狂気という感情を今知ったのだろ
う。

「はぁ…はぁ…」
なにかわからない絶望。
声すら出ない。
「〜!」
「〜!?」
ん?
後ろから声が聞こえる。
立ち入り禁止と書かれたドアがある。
恐る恐るドアを開ける。
鍵もなく案外簡単に開く。
…なにがあるんだろう。
そんな好奇心と恐怖に駆られて、ドアの奥に入っていった。
ガチャン…

倉庫は、静かだった。
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