恋を知った塩崎さんがなんか甘い。 〜アイドルだと思っていた推しは、感情ゼロのAIでした〜
「流石にお付き合いはできません」
「どうしてですか?僕はいつでも準備できてますが……」
やっぱり不審者だ。
こんな人が宮瀬くんのクローンだなんておかしすぎる。
塩崎さんは大事な常連さんだと思ってたのに。
でも、出禁にするのもかわいそう……
涙が込み上げてくる。
「うっ……どうして……」
私は人目も憚らず咽び泣いた。
ここで出禁にできる勇気もないし
断ってもこうなるし
どうして私はこうなるんだろう。
「どうしましたか?何か辛いことでもありましたか?」
そりゃそうだよね。あなたはAIですから。
人の心とかないんですから。
「教えてください、僕に人の心を」
「無理ですよ……私なんて激情的でめんどくさいやつなんで」
私は声を振り絞った。
すると塩崎さんが近づいてきて
私の髪の毛をさらりと撫でる。
「こむぎさんしかいないんです」
推しの顔で、名前を呼ばれたのはいつぶりだろう。
それがまた懐かしくて、涙を唆る。
「こむぎさんは研究に役立ちそうなので」
「どうしてですか?僕はいつでも準備できてますが……」
やっぱり不審者だ。
こんな人が宮瀬くんのクローンだなんておかしすぎる。
塩崎さんは大事な常連さんだと思ってたのに。
でも、出禁にするのもかわいそう……
涙が込み上げてくる。
「うっ……どうして……」
私は人目も憚らず咽び泣いた。
ここで出禁にできる勇気もないし
断ってもこうなるし
どうして私はこうなるんだろう。
「どうしましたか?何か辛いことでもありましたか?」
そりゃそうだよね。あなたはAIですから。
人の心とかないんですから。
「教えてください、僕に人の心を」
「無理ですよ……私なんて激情的でめんどくさいやつなんで」
私は声を振り絞った。
すると塩崎さんが近づいてきて
私の髪の毛をさらりと撫でる。
「こむぎさんしかいないんです」
推しの顔で、名前を呼ばれたのはいつぶりだろう。
それがまた懐かしくて、涙を唆る。
「こむぎさんは研究に役立ちそうなので」