1度ならず2度までも君に恋をする
「どうしたんですか?佐久間さん」
「ほら、今日から佐野が出勤だって聞いたから」
実は佐久間さんも真紘くんも私も、同じ大学で私が大学一年生の時に、佐久間さんは大学三年生の先輩だった。私達3人は同じサークルで、それなりに関わる事が多く就職した先の職場で佐久間さんが同じ部署だと知った時は凄く安心感があった。温厚で頼りになる先輩であり上司だ。
「そう、なんですね」
「…気まずい?久しぶりに再会して、今度は佐野が上司なの」
「気まずくないとは、言えないです。さっそくやらかしちゃって」
「そっか。今週の金曜日さ、どうせこっちの局で歓迎会なんてしないだろうから、俺が誘って佐野と飲みに行こうかと思ってたんだけど、行かない?」
「え?」
突然誘われ驚いた。
当然行きたい。行きたいけれど、その場に私が行くのは真紘くんが嫌がりそうな気がして、素直に行きたいですとは言えなかった。私が行くことで雰囲気が険悪になってしまったり、最悪来ないと言うんじゃないかと思った。
そんな私の態度で察したのか佐久間さんはクスッと笑みを零す。
「行こ?」
優しい声で誘ってくれる佐久間さんの気持ちも無碍にはしたくなくて、かなり悩んだが頷いた。
もし、受け入れられたら真紘くんと話す時間が出来るかもしれないと思ったから。
「…はい。あの、私のせいで佐野さんが来ないとか言ったら、やめておきますのでお二人で行ってきてくださいね」
「そんなこと言わないと思うけど」
そう言いながら少し笑って、佐久間さんは真紘くんの元へ向かう。
「ほら、今日から佐野が出勤だって聞いたから」
実は佐久間さんも真紘くんも私も、同じ大学で私が大学一年生の時に、佐久間さんは大学三年生の先輩だった。私達3人は同じサークルで、それなりに関わる事が多く就職した先の職場で佐久間さんが同じ部署だと知った時は凄く安心感があった。温厚で頼りになる先輩であり上司だ。
「そう、なんですね」
「…気まずい?久しぶりに再会して、今度は佐野が上司なの」
「気まずくないとは、言えないです。さっそくやらかしちゃって」
「そっか。今週の金曜日さ、どうせこっちの局で歓迎会なんてしないだろうから、俺が誘って佐野と飲みに行こうかと思ってたんだけど、行かない?」
「え?」
突然誘われ驚いた。
当然行きたい。行きたいけれど、その場に私が行くのは真紘くんが嫌がりそうな気がして、素直に行きたいですとは言えなかった。私が行くことで雰囲気が険悪になってしまったり、最悪来ないと言うんじゃないかと思った。
そんな私の態度で察したのか佐久間さんはクスッと笑みを零す。
「行こ?」
優しい声で誘ってくれる佐久間さんの気持ちも無碍にはしたくなくて、かなり悩んだが頷いた。
もし、受け入れられたら真紘くんと話す時間が出来るかもしれないと思ったから。
「…はい。あの、私のせいで佐野さんが来ないとか言ったら、やめておきますのでお二人で行ってきてくださいね」
「そんなこと言わないと思うけど」
そう言いながら少し笑って、佐久間さんは真紘くんの元へ向かう。