1度ならず2度までも君に恋をする
夜が更けるにつれ、閉ざされた部屋には二人分の熱が濃くこもり始めた。
時間が経てば経つほど、理性なんてものは意味をなさなくなる。ただお互いの肌の熱を求め合うだけの本能に従うだけ。
重なり合っている時、私を見下ろす真紘くんと視線がぶつかった。 いつもは冷静な彼が、今は余裕のなさそうな表情をして私をまっすぐに見つめている。
「…仁菜」
不意に、掠れた低い声で名前を呼ばれ、私は息を呑み、目を見開いた。 再会してから、彼は一度も私の名前を呼んでくれなかった。
たったそれだけで、視界がじわり、と熱くなっていく。 ずっと、ずっとこんな風に呼んでほしかった。
嬉しいという感情でいっぱいになり、涙をこぼした私を見て、彼は一瞬だけ驚いたように目を見開いていた。
その後、ふと表情を和らげると、大きな掌が優しく頬に添えられ、親指の腹で涙を拭うようにそっとなぞられる。そのまま顔の距離を近付けると、優しく口付けをしてきて、ゆっくりと深く体重をかけてくる。
「~~~っ、…!」
重なる唇に声を塞がれ、吐息さえも彼に抑え込まれる様だった。さらに深く繋がる感覚、逃げ場のない快感に、私は彼の背中に腕を回して必死にしがみつく。
真紘くんもそれに応えるように、私の指に彼の指を絡ませぐっと力を込め、強く手を繋ぐ。
重なり合う唇の隙間から、熱い吐息が漏れる。何度も、何度も深く、腰を動かされるたび、くらくらと眩暈を起こし、思考は完全に機能しなくなっていった。
今だけはもう、過去のわだかまりも、明日の仕事も、どうでもいい。
時間が経てば経つほど、理性なんてものは意味をなさなくなる。ただお互いの肌の熱を求め合うだけの本能に従うだけ。
重なり合っている時、私を見下ろす真紘くんと視線がぶつかった。 いつもは冷静な彼が、今は余裕のなさそうな表情をして私をまっすぐに見つめている。
「…仁菜」
不意に、掠れた低い声で名前を呼ばれ、私は息を呑み、目を見開いた。 再会してから、彼は一度も私の名前を呼んでくれなかった。
たったそれだけで、視界がじわり、と熱くなっていく。 ずっと、ずっとこんな風に呼んでほしかった。
嬉しいという感情でいっぱいになり、涙をこぼした私を見て、彼は一瞬だけ驚いたように目を見開いていた。
その後、ふと表情を和らげると、大きな掌が優しく頬に添えられ、親指の腹で涙を拭うようにそっとなぞられる。そのまま顔の距離を近付けると、優しく口付けをしてきて、ゆっくりと深く体重をかけてくる。
「~~~っ、…!」
重なる唇に声を塞がれ、吐息さえも彼に抑え込まれる様だった。さらに深く繋がる感覚、逃げ場のない快感に、私は彼の背中に腕を回して必死にしがみつく。
真紘くんもそれに応えるように、私の指に彼の指を絡ませぐっと力を込め、強く手を繋ぐ。
重なり合う唇の隙間から、熱い吐息が漏れる。何度も、何度も深く、腰を動かされるたび、くらくらと眩暈を起こし、思考は完全に機能しなくなっていった。
今だけはもう、過去のわだかまりも、明日の仕事も、どうでもいい。