何度でも君と忘れられない恋をする
「いいね!」

「一回家帰った後、来れる人は駅前のカラオケ集合ね!決まり!」


あれよあれよという間に話は進んでいき、クラスメイトたちはそれぞれ帰宅していった。


「藍原くんも来てくれる?私の歓迎会」


ぼーっと椅子に座ったままだった僕の顔を、立花がひょこっと横から覗き込んできた。


「び…っくりした。まだいたの?」

「まだいたのって、ひどーい!いちゃいけないわけ?」

「いや、主役がいつまでも残ってちゃまずいだろ…」

「で、藍原くんは来てくれるの?くれないの?」


くりくりとした小動物のような瞳で至近距離で見つめられ、思わず目を逸らす。


「いや…どうだろ」

「何その返事。この後予定でもあるの?」

「ない、けど…」

「じゃあ来ない理由なくない?」
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