俺が好きなのは、お前だ。~男友達の積年の片想い相手はわたしでした~
おまえたちは、いつも、自分の都合のいいように物事を解釈している。
要らないときは、『よそ者』とおれを排斥し。
必要なときだけ、擦り寄ってくる。
滝沢教授の言ったとおりだ。人間は、自分の主観でしか物事を判断できない。大勢の意見に巻かれる、実に、脆弱な生き物だった。
誠治は、見た目がよいせいか、知らない女に声をかけられることも珍しくない。危ないと思われる場合を除き、決まって誠治は誘いに乗った。勿論、避妊具は必ず着用したが。常備している。
そうでないと、荒ぶるこの精神を、保てなかった。なにか、自分が重大な犯罪を犯しそうで、怖かった。
女を強く抱くことで、彼は開放された。濡らし、おったて、追いやることで、彼は満ち足りた。
そうすると彼は、『女』を軽蔑するようになった。
なぜなら彼女たちは、簡単に、濡れる。自己防衛も含まれるということを、このときの誠治は分かっていなかった。
よくも知らない男に気安く抱かれる。呆れたものだ。あんな恍惚の表情なんか、簡単に見せるべきじゃないだろうに。
そのことを考えるといつも、誠治は怖くなる。
要らないときは、『よそ者』とおれを排斥し。
必要なときだけ、擦り寄ってくる。
滝沢教授の言ったとおりだ。人間は、自分の主観でしか物事を判断できない。大勢の意見に巻かれる、実に、脆弱な生き物だった。
誠治は、見た目がよいせいか、知らない女に声をかけられることも珍しくない。危ないと思われる場合を除き、決まって誠治は誘いに乗った。勿論、避妊具は必ず着用したが。常備している。
そうでないと、荒ぶるこの精神を、保てなかった。なにか、自分が重大な犯罪を犯しそうで、怖かった。
女を強く抱くことで、彼は開放された。濡らし、おったて、追いやることで、彼は満ち足りた。
そうすると彼は、『女』を軽蔑するようになった。
なぜなら彼女たちは、簡単に、濡れる。自己防衛も含まれるということを、このときの誠治は分かっていなかった。
よくも知らない男に気安く抱かれる。呆れたものだ。あんな恍惚の表情なんか、簡単に見せるべきじゃないだろうに。
そのことを考えるといつも、誠治は怖くなる。