俺が好きなのは、お前だ。~男友達の積年の片想い相手はわたしでした~
 ほっ、と彼女が息を吐く音が聞こえた。「よかった……」と彼女が手を合わせる。

 彼女の安堵の表情に、誠治は満足しつつコーヒーを口に含む。

 ひとのことを喜べる人間に、悪いやつはいない。

 一条誠治は、松岡綾乃に対する印象を補正した。

 純粋。可憐。


 そして隠れ巨乳。


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