俺が好きなのは、お前だ。~男友達の積年の片想い相手はわたしでした~
ノエル・ギャラガーの言うとおり、『人生なにが起こるか分からない』。未来への希望を胸に秘め、他方、沸きあがる家族への情を抑えこむことなどせず、誠治は、ケーキの箱を揺らさないように注意しつつ、地下鉄の階段を急ぎ足で降りた。
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