俺が好きなのは、お前だ。~男友達の積年の片想い相手はわたしでした~
自分の好きなことなんか全然してねえだろう? ――明日は。
お母さん業からちったあ開放されな。――泣いたら優香はおれがミルクをやる。ミルクが足りなければおれが抱っこ紐で優香連れてってドラッグストアに行けばいいだけの話だろ?
それでも泣くならひたすら抱っこする。ベランダで、綾乃がやってたみたいにな。……てこれ、近所迷惑か? でも結構うちの階赤ちゃん多いよな。夜中割りと廊下から泣き声聞こえてくるぜ。赤ちゃんてか乳児も多いみたいだな。四人はいると見た」
「えっそうなの?」と綾乃。綾乃はさきほど熟睡できたゆえ全く気づかなかった。妻としては、夫である丈一郎に快適な睡眠を与えたいがために、客間での就寝を勧めたのだが。丈一郎いわく、上下階の足音を除けば防音ほぼ完璧のマンションといえども。廊下側と接する客間の壁は厚いが窓は薄いので『聞こえてしまう』とのこと。
お母さん業からちったあ開放されな。――泣いたら優香はおれがミルクをやる。ミルクが足りなければおれが抱っこ紐で優香連れてってドラッグストアに行けばいいだけの話だろ?
それでも泣くならひたすら抱っこする。ベランダで、綾乃がやってたみたいにな。……てこれ、近所迷惑か? でも結構うちの階赤ちゃん多いよな。夜中割りと廊下から泣き声聞こえてくるぜ。赤ちゃんてか乳児も多いみたいだな。四人はいると見た」
「えっそうなの?」と綾乃。綾乃はさきほど熟睡できたゆえ全く気づかなかった。妻としては、夫である丈一郎に快適な睡眠を与えたいがために、客間での就寝を勧めたのだが。丈一郎いわく、上下階の足音を除けば防音ほぼ完璧のマンションといえども。廊下側と接する客間の壁は厚いが窓は薄いので『聞こえてしまう』とのこと。