完璧王子×天然お嬢様~政略結婚のお相手は、喧嘩も強いんです~
「……ああ、分かってる」
低く、淡々とした声。
「今回の件は俺の判断だ。文句あるなら後で聞く」
なに……話してるの……?
聞いちゃいけない気がするのに……
相手の声もかすかに聞こえる。
『――K、俺はなにも文句ありませんよ?』
聞き慣れない呼び方。
K……?
誰……?
「Jは?」
『さっきそちらに戻りました』
「そうか。で、本題は?」
『はい。アルティウスの件ですが――』
空気が、変わる。
「動きは」
『武器の密輸ルートを確認。すでに国内に複数流れております』
「……チッ」
小さな舌打ち。
思わず肩がびくっと揺れる。
なにそれ……密輸って……
『それと――』
一瞬、間があく。
『トップの息子が、日本に入国しております』
「……ああ、あいつか」
まるで、予想していたかのような反応。
『近々、要様の学校へ編入予定との情報も』
「……またわかりやすい」
ふっと鼻で笑っている。
転校生の話……?
「監視つけろ」
間髪入れずに言う。
「接触してくる可能性が高いが……花音さんに近づけたくない」
……え?
自分の名前が出て、息が止まる。
『承知しました』
「それと、アルティウスは必ず動く。全部洗え」
低く、淡々とした声。
「今回の件は俺の判断だ。文句あるなら後で聞く」
なに……話してるの……?
聞いちゃいけない気がするのに……
相手の声もかすかに聞こえる。
『――K、俺はなにも文句ありませんよ?』
聞き慣れない呼び方。
K……?
誰……?
「Jは?」
『さっきそちらに戻りました』
「そうか。で、本題は?」
『はい。アルティウスの件ですが――』
空気が、変わる。
「動きは」
『武器の密輸ルートを確認。すでに国内に複数流れております』
「……チッ」
小さな舌打ち。
思わず肩がびくっと揺れる。
なにそれ……密輸って……
『それと――』
一瞬、間があく。
『トップの息子が、日本に入国しております』
「……ああ、あいつか」
まるで、予想していたかのような反応。
『近々、要様の学校へ編入予定との情報も』
「……またわかりやすい」
ふっと鼻で笑っている。
転校生の話……?
「監視つけろ」
間髪入れずに言う。
「接触してくる可能性が高いが……花音さんに近づけたくない」
……え?
自分の名前が出て、息が止まる。
『承知しました』
「それと、アルティウスは必ず動く。全部洗え」