ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
「自分を責めるなよ、まひろ。俺たちで、『溶かし』に行けばいいだろ」

平が力強く、わたしの肩をたたく。
その手の熱さに、少しだけ救われた気がした。

「……うん! 放課後、すぐに行こう! ナナちゃん、準備はいい?」
『もちろんですの!』

ナナちゃんの声を皮切りに、わたしたちは早速、作戦会議を始める。

「商店街を凍らせた。もしかして、氷に関する妖怪?」
「多分、そうだと思うぜ」

目を丸くするわたしに、平がにっと笑った。

「うーん。でも、そんな妖怪いたかな?」
『雪女ですの!』

わたしの疑問に、ナナちゃんがぱっと両手を広げた。

「雪女? 確か……美しい女の人の姿をした雪の妖怪だよね……」
『はいですの! 冷たい息を吹きかけて凍らせることができますの!』

ナナちゃんの説明に、わたしは表情を曇らせる。
恐らく、商店街を凍りつけにしたのは雪女さんだ。
このままでは、他の場所も凍りつけになるかもしれない。
そう思ったら、何とかしなくちゃって、力がこみ上げてくる!
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