ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!
*
放課後のチャイムと同時に、わたしたちは学校を飛び出した。
「うわあっ! 寒い!」
校門を出た瞬間、空気がキンと冷えて、吐く息が白くなる。
商店街に近づくにつれて、周りの景色がどんどん『白く』なっていく。
『商店街から、嫌な気配がしますの……』
しんと冷える空気。
その道中、ナナちゃんが、アマビエならではの感性で危険を察知する。
どうやら、商店街に雪女がいるのは間違いなさそうだ。
「よし。まひろ、ナナ、急ごうぜ!」
平はそう叫ぶと、踵を返して駆け出す。
「あれ……?」
ふと、わたしは首をかしげた。
平が通り過ぎた瞬間に、道端のあやかしたちが一斉にひれ伏したり、逃げ出したりしたのだ。
「みんな、急にどうしたんだろう?」
『もしかしたら、季節外れの雪が降ったからかもしれないですの』
わたしが不思議そうに目を瞬くと、ナナちゃんは素直な声音をこぼす。
「季節外れの雪のせい……」
わたしは納得しながらも、ふと疑問を抱いた。
うーん。
そうかなあ?
それにしては何だか、みんな、平に怯えていたような気がするけれど。
気のせい?
その時、ヒヤリと冷たい風が吹き抜けた。
「……ううっ、寒すぎる。これ、本当に5月の空気じゃないよ」
腕をさすりながら走るわたしの横で、平が真剣な顔で前を見据える。
「まひろ、見ろ! 商店街の入り口が……!」
そこには、キラキラと輝く氷のゲートができ上がっていた。
まるで『氷の王国』みたいになっている。
放課後のチャイムと同時に、わたしたちは学校を飛び出した。
「うわあっ! 寒い!」
校門を出た瞬間、空気がキンと冷えて、吐く息が白くなる。
商店街に近づくにつれて、周りの景色がどんどん『白く』なっていく。
『商店街から、嫌な気配がしますの……』
しんと冷える空気。
その道中、ナナちゃんが、アマビエならではの感性で危険を察知する。
どうやら、商店街に雪女がいるのは間違いなさそうだ。
「よし。まひろ、ナナ、急ごうぜ!」
平はそう叫ぶと、踵を返して駆け出す。
「あれ……?」
ふと、わたしは首をかしげた。
平が通り過ぎた瞬間に、道端のあやかしたちが一斉にひれ伏したり、逃げ出したりしたのだ。
「みんな、急にどうしたんだろう?」
『もしかしたら、季節外れの雪が降ったからかもしれないですの』
わたしが不思議そうに目を瞬くと、ナナちゃんは素直な声音をこぼす。
「季節外れの雪のせい……」
わたしは納得しながらも、ふと疑問を抱いた。
うーん。
そうかなあ?
それにしては何だか、みんな、平に怯えていたような気がするけれど。
気のせい?
その時、ヒヤリと冷たい風が吹き抜けた。
「……ううっ、寒すぎる。これ、本当に5月の空気じゃないよ」
腕をさすりながら走るわたしの横で、平が真剣な顔で前を見据える。
「まひろ、見ろ! 商店街の入り口が……!」
そこには、キラキラと輝く氷のゲートができ上がっていた。
まるで『氷の王国』みたいになっている。